調査まとめ

必要な時に応じて引用できるようにするための資料集

【書評】ティール組織

 

 

 

 

 概要

  • これから先の時代における組織では、各々が自己実現のために成長しているか、向かえているかどうかが大事となる、そうすることでパフォーマンスも出る
  • そのような組織のリーダーの多くは、自分の組織を「生命体」「生態系」とらえている(=進化型組織)
  • 進化型組織では、個々に権限委譲し上司ひいては経営層はあくまでサポートをする形に留める
  • 一見合理的なトップダウンの仕組みで統制してはならない
  • 学習する組織と合わせ、組織を生態系として捉えてシステム思考で検証すると良さそう
    (ホラクラシーはティール組織を満たした一つの形態)

 

 

 

組織成長変遷のモデル

  •  インテラル理論(意識の発達段階)に基づく形で組織の成長変遷をモデル化している
  • 具体的には7色の色を用いて新規の誕生である紫から安全の緑まで変化する過程がモデル化されている
  • 進化型においては、自己実現によって進化していく
  • そのためには、自身で自身の目標に対して近づいているか内省できるようにセルフマネジメントをする必要がある
  • また、人々の精神的な全体性が呼び起こされ、職場でも自分をさらけ出そうと思えるような慣行を一貫して実践する必要がある 

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https://www.kaonavi.jp/dictionary/teal/

 

進化型組織の十分条件

  • セルフマネジメント:自己管理および、仲間との共創
  • 全体性(ホールネス):会社でも自身を偽ることなく弱い部分も含め正直に自分をさらけだす(?)
  • 存在目的:組織自体がなんのために存在し、将来どのような方向に向かうのかを常に追求し続ける

 

 

www.flierinc.com

 

最終更新日 :2019/01/04

初回更新日 :2019/01/04

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