概要
- 帝王学の1つとして代表的な中国の著作であり数々の偉人に読まれている
- 本編は1000ページ以上にわたる
- この本はそこから役に立ちそうな事柄を抜き出してきたもの
要点
- 帝王の業で、創業と守成のどちらが困難と考えるか?(継承的創業よりも謙虚な姿勢で衰退を防ぐ方が難しい)
- 人は自分を見ようと思えば必ず鏡を使う。君主が過ちを知ろうと思えば必ず忠臣の諫言が必要である。君主がもし自らを賢者と思えば、臣下は君主の過ちを正すことはない
- 上に立つ者が身につけなければならない帝王学は以下の3点である
1.原理原則を教えてもらう師を持つこと
2.直言してくれる側近を持つこと
3.幕賓をたくさん持つこと